友達
私には大好きな友達がいた
そのことは3年間一緒に学び、旅に出て、いろんな思い出を作った。
その子は私の誕生日に耳飾をプレゼントしてくれた。
とっても綺麗な耳飾だった。
ある日、その子が私に打ち明けた。
私、ずっと右側の髪を垂らして、結んだりしないのには理由があるんだ。
実は、私右の耳がないの。
生まれたときから、耳の穴はあるんだけど、ちゃんとした耳がないの。
見せて、なんていわなかったけど、彼女がそういうのなら耳がないのだろう。
よく考えれば、何時何処に言っても彼女の右耳の辺りはきように髪で隠れていた。
そしていつも明るい彼女の声が異様に大きいのも、右耳が聞こえていないせいだった。
彼女は、私に耳飾を贈ってくれたことについて、
私、自分が耳飾をつけることが出来ないから、よく人のために耳飾を買ってプレゼントするんだ。だって。
本当は整形外科で人口の耳をつけて、一見耳があるようにすることもできるのだけれど、
神様がくれた、生まれたままの体で生きていきたいのだそうだ。
素敵だな、と思った。
優しさ、信念、そして自分を受け入れる強さ。
1つでもかけていれば、その子の自身に満ちた笑顔は少し曇っていたことだろう。
# by lestwepartourways | 2010-01-31 21:43 | 日記






